中国人とは⑩ 騒ぎ出したらメシを出せ
主に空港の国内線登場口や機内で、しばしば恐ろしい光景と出会うことがあります。
トラブルの発端は「遅れる飛行機」。
中国の国内線は遅延が多く、ヒドイ時には4時間~5時間も待機する羽目になることがあります。
機内や搭乗口で待機を強いられ、大体1時間を経過したあたりから乗客がざわつき始め、まず数人が空港係員や航空会社のスタッフに対して激烈なクレームを入れ始めます。
そして徐々に他の乗客も盛り上がってきて、最終的にはデモ⇒暴動寸前のような壮絶な群集の輪ができあがります。
しかしこの事態は係員の想定内。
彼らは事態を収拾するために最後の切り札を持ち出します。
それは「お弁当」。
機内なら機内食、登場口なら弁当を係員が全員に振る舞い始めるのです。
すると乗客は「まぁ仕方ねぇな」と弁当を手に取りもぐもぐ。
暴動がキレ~に治まってしまいます。
イベントなどでお客様を待たせてしまった、お客様が騒いでしまったという時は、
ちょっとした食べ物を振舞うと大人しくなるかもしれません。