笑うチャイナ

10ねんに亘る中国駐在経験をもとに、おもしろおかしい中国人の生態を描きます

中国人とは㉛ ムダに服務員が多いレストラン

「籠に乗る人、担ぐ人、そのまたわらじを作る人」

 

中国のレストランには服務員、つまりウエイター、ウエイトレスがたくさんいます。

日本のレストランの2倍、下手すれば3倍ぐらいの人が待機しています。

 

「これだけ服務員が多いなんて、さぞサービスが手厚いのかな」と思いきや、

とんでもありません。

 

なんと彼ら服務員は“一人一役”

 

お茶を淹れる人、テーブルセッティングをする人、注文をとる人、できた料理を運ぶ人、全体を管理する人に分かれているのです。

 

彼らは自分の役割に対して実に忠実であり、役割以外お願いについては門外漢、平気で無視されたり、足早に逃げていったりします。

 

こうなるとむしろそこにいるだけに余計に腹が立ち、イライラする原因になります。

 

早くリクエストを聞いてほしい時は、服務員を束ねているスーツを着た経理の女性(チーフとでもいうのでしょうか?)を探して、

彼女に声をかけ色々御願いすると、周囲に指示を出してくれるので多少は対応力があがります。

 

もしその経理が怠け者だった場合は・・・

もうお茶でもすすって時を待つしかないのですが、そのすするお茶もちゃんと持ってきてくれるのかどうか分からないところが、なんともツライところです。

 

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中国人とは㉛ めいうぇんてぃは問題だらけ

めいうぇんてぃ没問題)!』=『問題ない!大丈夫!

の意味。

 

業務の進行や内容についての心配事をローカル社員の部下に確認した時、

「没問題!」ときっぱり断言されると、

繊細で心配性の日本人ビジネスマンは、「そうか、大丈夫か!」と、とても心強く感じます

 

しかし、翌日もその翌日も、ただ繰返される「没問題か?」「没問題です!」のやりとり。

 

具体的な進捗の報告がいつまで経ってもない事に業を煮やし、

進捗チェックの会議を開いて報告させてみると、

実際には仕事が止まっていて問題だらけ、なんていうケースが良くあります。

 

これまで部下の教育について性善説から入っていた人も、ここで一気に性悪説モードに

 

「もし期日になっても仕上がってなかったら、どうなるか覚えとけよ!」と凄んだりするのですが、

こちらの怒りを「ヤバイ」と感じ取ると、

日本人も驚くほどの暴力的な追い込み仕事を開始し、

期日には依頼品がバッチリ出来上がっている、なんていう場合もあります。

 

ごく稀に、ですけど

 

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中国人とは㉚ 耳栓が欠かせない飛行機の機内

日々激務をこなしながら迎える中国国内出張。

本社経費削減の折、もちろんエコノミークラスを利用してのフライトになりますが、

そこに待ち受けているのは、おじさんおばさんのぺちゃくちゃトーク

 

はっきり言って、赤ちゃんの泣き声よりもうるさい。

ここ数年の近代化により、北京発、上海発の便はすこし静かな人も出てきておりますが、それ以外はまるで、修学旅行の中学生達と一緒に乗っているように、非常に機内が騒がしくなります。

 

また飛び立った後は皆安全ベルトを外してウロウロ。

友人同士が固まりになり、お約束のポーカーゲームがはじまります。

 

機内で練ろうと思っていた仕事の構想は全く練れず、あきらめて横になっても眠れず、もんもんと過ごす数時間

 

中国国内線を利用する時は、快適な空の旅を実現するために完全防音ヘッドホンを用意し、ハイテンションの音楽を聴いてやり過ごしましょう。

あるいは強めの睡眠薬で一気に寝てしまうのもありかもしれません。

 

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中国人とは㉙ またたく間にできあがる建築物

私がいた頃の中国は好景気に沸き、大都市ではそこらじゅうで新しい建築物がバンバン建っていました。

 

高層マンション、オフィスビル、ショッピングモール、ホテル、橋、高速道路・・・。

同時多発的に建設が進み、古い建物は一瞬のうちに破壊され、あたかも街を一から作り直しているように見えます。

 

高層ビルは「ワンフロアが一週間で出来上がる」という都市伝説があるほどの突貫工事で、

日本ではありえないと思いますが、作業はほぼ24間体制で進められ、深夜に建設中のビルを眺めるとそこらじゅうで溶接の火花が煌々と散り、寝ていてもクレーンで鉄筋を降ろす「ドーン」という音が数時間感覚で響いています。

 

数年前に駐在でやってきた時、その都市一番の繁華街に住んでいたはずが、わずか2~3年で街のランドマークと中心部が変わってしまい、ちょっと引越ししたくなる・・・。

 

北京、上海ではそこまでドラスティックではないものの、

広州や成都、内陸で成長中の新興都市では数年で街の景観が驚くほどの変貌を遂げます。今の日本ではなかなか考えられない事ですね。

 

乱暴だけど、うらやましい・・・。

 

      

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中国人とは㉘ 本物に限りなく近いコピー品

最近中国では、ブランドのコピー品(ニセモノ)の出回りが大きな問題となっており、政府も取り締まりにやっきになっています。

 

コピー品自体は何も中国だけが作っているわけではなく、アジア諸外国ならどこでもコピー品は作って売られています。

 

では、何故中国のコピー品は特に問題になるのか?

 

それは中国のコピー品は他の国と違い、きわめて精巧で、変な話「高品質」だからなのです。

 

しかも流通量がハンパじゃない。

 

中国南方のある所では、駅前百貨店クラスの巨大なコピー品売り場があり、

店内に置かれている商品の8割はコピー品。

毎日アジア人、欧米人、アフリカ人などのバイヤーが100個、1000個単位で買い付けに来て、もはや一大産業の貫禄すらあります。

 

またコピー品も精巧な順からS>A>Bと格付けされ

またAのなかで「5A、3A」など細かい差別化があり、

SとBでは1万円以上の価格差になることも。(その評価基準は統一されているかどうかは不明なのですが)

 

S級のコピー品ともなると、もはやブランドショップの店員も一瞬迷うのではないか?と思うほど精巧。

 

「こんなに優れた技術があるんだったら、ちゃんと本物つくりゃいいのに・・・」と思わずにはいられません。

 

       

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中国人とは㉗ 「へんはお」・「ぶーはお」

へんはお很好)」とはとても良いという意味。

一方「ぶーはお不好) 」は“ダメ!”という、比較的強い否定を意味します。

 

海外に出ればまず「Yes/No」を憶えるように、日本人駐在員も働き始めるとニーハオ以上に多用する言葉になります。

 

「へんはお」は、思った時にいくら言っても別に構わないのですが、「ぶーはお」はちょっと注意が必要

中国の人が「不好」と言うのは、かなりダメダメな時であり、言われた方は面子まる潰れ

 

「ぶーはお!ぶーはお!」と皆がいる前でローカル社員を攻め立て過ぎると、致命的に関係崩壊を加速させてしまう事もあります。

日本の社員なら「ここをグッと堪えて」と更に仕事で返すような発想も出てきますが、中国の社員はそのまま「嫌な奴」となり、関係が止まってしまいます。

 

中国では「明確な意思表示」が重要で、何も言わないより言ったほうが絶対に良い事も確かですが、

「ぶーはお」を言わないといけない時は、その人を部屋に呼び出して言ったり、

「罪を憎んで人を憎まず」的な運用で、面子をあまり潰すことなく上手に否定の意思表示を行う事が求められます。

 

 

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中国人とは㉖ フライト1時間・待機5時間

中国国内線の飛行機はよく遅れます

 

1~2時間ならまだマシなほうで、5~6時間待ちというケースもひんぱんに発生します。

 

これが搭乗口で待つならまだマシですが、一旦機内に乗り込み、そこで座ったまま5時間も6時間も待たされるケースは最悪

 

「機内で待つなら一旦搭乗口に戻してくれよ!」と言いたくなります。

 

しかし飛行機はお客さんを乗せ、タラップを切り離した状態でないと、離陸の順番待ちに入れないため、搭乗口にお客を戻していてはいつまで経っても飛べないという彼らの事情があり、搭乗口に戻してくれるケースはほとんどありません。

 

搭乗して2時間が経過したあたりから、“お約束”のように中国人乗客が騒ぎ出し、「いつ飛ぶんだ!」「どうなってんだ!」など、キャビンアテンダントに対して激烈な言葉を投げかけはじめます。

 

彼女達もこのあたりのさばきは十分に心得ており、騒ぎ出すか出さないかの微妙な頃合で、淡々と機内食を配りはじめ、「口に物を入れる」苦情処理。乗客を黙らせます。

 

飛行機の遅れは非常に良く起こりますので、小説などの暇つぶしアイテムは多めに持っていきましょう。

 

  

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